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2004年10月24日 (日曜日)

牛腸茂雄 写真展 -Self and Others-

DSCF2091.gif

A ground view from JR Mitaka Station, 2:47PM, October 24, 2004

三鷹市美術ギャラリー   牛腸 茂雄展 -自己と他者-

牛腸さんの写真集「自己と他者」を初めて見た時は、衝撃でした。構図スタイルはダイアン・アーバス、等、既出の写真家に似ているかもしれませんが、表現しようとしている事がオリジナルでした。ドキュメンタリー・ポートレート。でも今まで見たものと、印象が全然違う。まるで、せっぱ詰まっているかのような緊張感。でも被写体から感じる愛情や憧れや温かさ。

そう。この方はもう既にこの世にいませんでした。この写真集を自費出版した6年後に亡くなったのです。生への執着。死への恐怖。狂気への不安。でも、牛腸さんは力強く戦ったと思います。この作品は単なるドキュメント作品ではなく、「自己と他者」という誰もが世界と向き合うテーマを、牛腸さんという1人の人間の目と理想によって綴られた人間愛、家族愛のあるアルバムのようにも感じます。

そんな牛腸さんの写真展を初めて見てきました。額装され、予想どおり落ち着いた感じにまとまっている写真展を見て、なんだかホッとしました。牛腸さん、ありがとう。

U2: Achtung Baby (1991)

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