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2008年2月 2日 (土曜日)

鴨川ホルモー - 万城目 学

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鹿男あをによしに引き続き、万城目 学さんのデビュー作、鴨川ホルモーを読みました。正直、とてもシンプルな感想ですが、こんなへんちくりんな小説、読んだ事がない!と叫ばずにいられないような、これまた壮快な小説でした。

”鹿男~”でもそうでしたが、時々、文章がとても映像的なんだけども、リアルな映像よりも”漫画を読んでいる感じ”がします。それでは、漫画のようにビジュアル的なエンターテイメントを主にしているかというとそうでもありません。”鹿男~”でも歴史的要素を物語に絡める事で、作品に深みを持たせたり、かといって偉そうに説明的な文章になる事もなく、この作者には”表現したいこと”みたいなものがキチンとあって内容のある作品になっていると思うのです。

深みある内容をどう感じ取るか、受け止めるかはおそらく読む人によって全然違ってくるとも言えそうですが、とにかく読んでいて気持ちがいい。日本人としてのアイデンティティの有り難みについて、変に熱く語られるような気味悪さもなく、古都・京都という地域性からやんわりと感じられるような、そんな気がします。

今後も、万城目さんのへんちくりんな小説が読めるかと思うと嬉しくってたまりません。

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