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2008年9月29日 (月曜日)

シューベルト、ふたたび

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 他の作曲家もそうなんだけど、とりわけシューベルトという作曲家には個人的というか、感情的というか、心の底まで対話をしているような作曲家のように思う。



 しばらくはまったく聴かなかったり、聴くとなるとどっぷりその世界に浸る。。。ぼくにとってのシューベルトの音楽というのはそんな存在に思う。



 今年、ピアニストを引退することになったアルフレッド・ブレンデルの演奏は素晴らしい。大げさになったりする事のない知的かつ感情の表現のバランスに富んだピアニストなので飽きることもない。以前からぼくはブレンデルの演奏を何回も何回も楽しんでいる。こんなに素晴らしいピアニストの音がもう聴けなくなってしまうのは悲しい。



 そんな悲しさも手伝って、シューベルトのあたたかさ、やさしさ、厳しさ、せつなさ、に心底ひたってたりする。元はと言えば、長い長い楽章のつづくクラシックのソナタフォームを構造として聴けるようになったのは他でもないメロディアスなシューベルトだった。その後、ブラームスやベートーベンやモーツァルトのさらに長大な交響曲とかソナタが聴けるようになったのもシューベルトのおかげ。



 ああ、なんて素晴らしいんだろう、シューベルト。



 Schubert: Piano Sonatas, D784, 840, 894, 959, 960

 Alfred Brendel (Piano)

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