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2010年5月19日 (水曜日)

JASMINE

キースの新作はとても良いです。夜にとろけてゆきます。

タイトルも好きだな。JASMINE(ジャズミン)です。 英語の発音では、”ジャァずミンです。”ジャすミン”じゃないんです、本当は。 ジャズと同じ発音なんだ。ジャァズマンが、ジャァズミンを奏でようするところがなんともシャレてるし、できるようで相当実力と自信がないとなかなかできないと思う。香るような音楽、ジャズとジャズミンの語呂にかけても。このあたりがロマンティックダンディ男、キース・ジャレットの良さなんだよね。 

話は変わって、ぼくはジャズミンティーは永いこと好きじゃなかったんだけど、ここ数年前からかな、とても好きになってます。突然、味覚が変わるってことありますね。あのスゥーとするところが嫌だったんだけど、あのスゥーとするところがとても飲み心地すっきりするようになった。やっと、ジャズ聴きながらジャズミン飲めるようになったもんだ。と、意味不明なこと言ってますが、このアルバムは計算なしに熟成されて世にでてきたような完成度があります。

ジャズってアドリブや生が全てだと思うのだけど、キースは録音に対する姿勢も素晴らしくクラシックピアニストの巨匠が、ビシッと録音に徹する凄みに似たプロ意識があります。なんてのかな、音が紳士なんだ。そして、このアルバムでは必要なだけの音やリズム感、アルバム全体を通しての統一感みたいなのが、計算なしでまとまっている。若手でやはりクラシック要素をジャズに持ち込む天才ブラッド・メルドーも好き(新譜も素晴らしい)ですが、ジャズっていうジャンルからすると、クラシック並みの計算高いきっちりしたジャズ録音にせず、どこかまったりした音楽がいいんだよね。今回、キース・ジャレットとチャールズ・ヘイデンが届けてくれたジャズミンの香りのように。

ジャスミン

アーティスト:キース・ジャレット&チャーリー・ヘイデン

ジャスミン

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