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2012年8月 2日 (木曜日)

La Sagrada Familia

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ガウディにはびっくりした。想像以上にびっくりした。建築、アート、宗教、街おこしとかの枠にはめることができない。ガウディって体験するものであり、体験しないとわからない体験そのもの。バルセロナに訪れる前にいつかは行きたいなと思ってた時の自分と、今になってぼんやりあれはなんだったんだろな?と改めて感じとってみる自分とは何かが変わったようにも感じる。そうとしか言い表せない。

ガウディ体験以前は、そのうち完成に近づくみたいだからある程度完成してから見てみたいな〜とか勝手なお気楽な感じで思っていたのだが、いざ観たら何度でもみにいきたいなあと思った。それはバルセロナという街が予想以上に肌にあったというか、西洋文化圏でも違和感がないというか、気持ちの良い街だったからでもある。

一部の人は、2024年にはサグラダファミリアを完成させると言っているようだ。政治や権力的なこともいろいろとあるのかもしれない。でもガウディを体験するとわかるが、おそらくガウディは完成しようがしまいが気にしないのではないか。ガウディは、自分が手にかけたものを自分だけのものとか依頼人のものとかは思っていない。うまく言葉にできないのだが、文化的な家を増やし、街をつくり、世界を作っていこう!というようなポジティブなヴィジョンがある。人々の生活ベースとなる家をつくり、技術や新しいアイデアを磨き、良いものを残して共同社会を作ろうというような思想がある。

だから、サグラダファミリアを永遠に作りつづけるのも人間次第であるし、完成を望むのならそれも人間次第。でも、ガウディの思想は建築家に限らず人間ひとりひとりにあってよいものだ。その思想は死をも超えて、人間から人間へ、世代から世代へ伝わっていく。

ぼくにとってのガウディは、そのような”体験”だった。

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